MMS製作事例

これまで50台以上の点検業務に特化した道路周辺地物計測車両(MMS:モービルマッピングシステム)の製造に携わってきました。最先端の産業用カメラ、LiDAR、GNSSのデバイスを組合わせたMMSの設計、開発、構築業務を承ります。

MMS後処理ソフトウェア

MMS車両で撮影した各種画像とGNSS時刻を関連付けしGNSSデータの補間を行ってDBファイルを作成する後処理ソフトウェアや関連のビューワなども自社で開発を行っております。

高精細路面オルソ生成システム

MMSで得られる走行データ(カメラ画像、レーザ点群、高精度GPS情報、IMU姿勢情報)を独自処理し、高精細オルソ画像を作成するシステムを提供可能です。

①高解像度図化
最小1cm/画素程度の解像度(精度は条件によります)
→地図情報レベル1/500の図化要件を満たす

②処理スピード
1日分走行データも翌日には全走行エリアをオルソ画像に自動変換

③平面直角座標計測
撮影画像中、オルソ画像中のどちらでも平面直角座標を計測可

関連アプリケーション開発

当社では、MMS(モービルマッピングシステム)によって取得された空間データを活用し、GIS(地理情報システム)と連携した業務系WEBアプリケーションの開発を行っています。インフラ関連企業向けに、現場業務の効率化と精度向上を支援するシステムを提供しています。

■主な機能例

ステレオ計測機能
  • MMSで撮影されたステレオ画像を閲覧可能
  • 画像内の対象物を3次元空間で計測
  • 電柱やマンホール等の道路設備の位置座標や距離計測など、空間情報の正確な把握が可能
画像ビューワ兼タグ付け機能
  • 高解像度画像やパノラマ画像で道路周辺や構造物の状態を視認
  • 点検結果にタグを付けて分類・関連付けが可能
GIS連携による地図表示機能
  • 地図上にMMSデータをプロットし、撮影位置と対象物の位置関係を直感的に把握
  • 点検管理に特化したインターフェースで業務効率を向上

■特徴

  • 高精度な空間データと業務情報を一元管理
  • カスタマイズ可能な設計で、業務内容に応じた柔軟な対応が可能

■導入事例

  • 通信インフラ企業にて、設備点検業務に導入
  • 電力インフラ企業にて、配電設備の点検業務に導入